2024.06.29
マンションを自分らしく生まれ変わらせるリノベーション。
しかし、いざリノベーションを検討するとなると、気になるのは費用面ではないでしょうか。
この記事では、リノベーション費用の基本から、相場、費用を抑えるコツまでをわかりやすく解説します。
70平米のマンションを例に具体的な見積もり例も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
リノベーション費用の基本を知ろう
リノベーションは、中古物件を自分のライフスタイルに合わせて生まれ変わらせることができる魅力的な選択肢です。
しかし、いざリノベーションを検討するとなると、気になるのはその費用でしょう。
リノベーション費用は、あなたの希望や物件の状態によって大きく変わるため、一概にいくらとは言えません。
そのため、まずは費用の基本を押さえておくことが大切です。
リノベーション費用は、大きく「工事費」「設計費」「諸費用」の3つに分類されます。
工事費は、解体工事や電気・水道工事、内装工事など、実際に手を加える部分にかかる費用のことを指します。
一般的にリノベーション費用全体のおよそ70~80%を占めており、最も金額が大きくなる部分です。
設計費は、理想のリノベーションを実現するための設計図面を作成したり、素材や設備の選定を行う際に発生する費用です。
こだわりの詰まった理想の空間を作るために、専門家の知識や経験が必要不可欠となります。
諸費用は、工事費や設計費以外の費用をまとめたもので、印紙税や登録免許税、ローン手数料などが含まれます。
費用の内訳を把握することで、全体的な費用感をより具体的にイメージすることができます。
これらの費用は、リノベーションの内容や規模、選ぶ業者や材料によって大きく変動します。
そのため、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが重要です。
後々のトラブルを避けるためにも、不明点はその都度解消しておきましょう。
リノベーションとは何か
リノベーションとは、既存の住宅を骨組みだけにして、間取りや内装、設備などをすべて新しく作り変える工事のことです。マンションや戸建て住宅を、自分のライフスタイルや好みに合わせて、全く新しい住まいへと生まれ変わらせることができます。
例えば、家族構成の変化に合わせて間取りを変更したり、老朽化した配管や断熱材を交換して住宅性能を向上させたり、最新のデザインを取り入れておしゃれな空間を作ったりすることが可能です。リノベーションは、単なる老朽化した部分を直すリフォームとは異なり、住まいの価値を向上させる効果も期待できます。
リノベーションの基本的な費用構成
リノベーションを行うにあたって、全体費用がどのように構成されているかを把握しておくことはとても重要です。リノベーション費用は、大きく「工事費」「設計費」「諸経費」の3つに分類できます。
まず「工事費」は、解体工事や電気・水道・ガスなどの配管工事、壁紙や床材の変更、キッチンや浴室などの設備設置など、実際に形にするための工事にかかる費用のことを指します。工事費はリノベーションの内容によって大きく変動するため、予算配分をしっかり検討する必要があります。
次に「設計費」は、理想の空間を実現するために、デザイナーや設計事務所に依頼する設計プランニングにかかる費用です。間取り変更の有無や設計の複雑さによって費用は変動します。設計費用は、依頼する設計事務所の規模や設計内容によって大きく変わる可能性があります。
最後に「諸経費」は、工事費や設計費以外の費用を指します。具体的には、引っ越し費用や仮住まい費用、ローン手数料、登記費用などが含まれます。諸経費も状況によって大きく変動する可能性があるため、事前に確認しておくことが大切です。
これらの費用構成を理解した上で、ご自身の希望するリノベーション内容と予算を照らし合わせながら、計画を進めていくようにしましょう。
リノベーション費用の相場
リノベーション費用は、住まいの広さや工事内容によって大きく変動します。
そのため、一概にいくらとは断言できませんが、一般的な目安として、マンションと戸建てでそれぞれ平米単価の相場を見ていきましょう。
建物の種類 | 平米単価の相場 |
マンション | 7万円〜15万円 |
戸建て | 8万円〜18万円 |
例えば、70平米のマンションをリノベーションする場合、約490万円~1,050万円が費用の目安となります。
しかし、これはあくまでも目安です。
使用する建材のグレードや、間取り変更の有無、設備の選択などによって費用は大きく変わります。
まとめ
この記事では、リノベーション費用について、その基本から費用を抑えるコツまで詳しく解説してきました。
まず、リノベーション費用は、物件の広さや工事内容、使用する設備のグレードなど、様々な要素によって大きく変動することが分かりました。
そのため、60平米のマンションなら一律いくらといった単純な計算では予算を立てることはできません。
しかし、この記事で紹介した費用の相場や影響する要素を理解することで、自身の希望に合ったリノベーション費用をある程度予測することが可能です。
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